事例紹介

当院を実際に利用されたお客さまの事例をご紹介します。


約10ヶ月なかった生理が鍼で再開しました

新宿区のTさん(30代)

【ご来院の目的】

①生理不順など生理トラブルを改善したい。

私生活で大きなストレスを受けた時期から約10ヶ月の無月経。基礎疾患があり、薬を増やしたくないので、鍼灸を選択したそうです。

②心身の疲れをとりたい

不眠(入眠障害・中途覚醒・悪夢)があり、慢性疲労・倦怠感・足のむくみ・冷え・便秘・腹部膨満などもみられました。

【施術方針】

大きなショックを受けたり、ストレスを抱えた状態が続くと月経周期が乱れたり、一時的に月経が止まったりすることがあります。鍼灸治療の、月経を整える(調経)、月経をうながす(催経)効果は、古典にも多く記されています。臨床でも鍼灸の有効性を数多く見てきました。

Tさんは、心身ともに大変疲れていましたので、まずはエネルギーの充実をはかり、その後月経をうながす施術を行うことにしました。特別回数券を利用し、週1回のペースで施術。

【経過】

1~5回目は全身の調整をメインに施術。顔色が良くなり睡眠・胃腸などの症状も改善。6回目から月経をうながす施術を開始。その8日後に月経が復活。翌月以降、約30日周期で月経が来ました。

COVID-19による外出自粛で、2回通院を一時中断したことがあり、1~2ヶ月生理が来ないこともありましたが、施術を再開すると1週間以内に生理が始まりました。

 


鍼で頭痛が改善しました! 

渋谷区のHさん(50代)

【ご来院の目的】

①頭痛を改善したい。

「10日程前から頭痛がひどく、クリニックで片頭痛と診断され、鎮痛剤を処方されましたが効きません。痛いときは頭が割れるように痛みます。以前通っていた鍼灸院で治療しましたがあまり改善していません」

問診の中で「もともとひどい肩こりなので、首・肩から来ている頭痛かと思います」という言葉が出ました。

②肩こり・首こり・腰痛・不眠・目の疲れを改善したい。

【施術方針】

Hさんのお話から、片頭痛と緊張型頭痛を併発した混合型頭痛の可能性もあると考えました。
湿度や気圧の変化でも体調を崩しやすいので、毎回の状態に合わせた経穴の組合せで対応しています。

 


起立性調節障害を鍼灸で解決しました!

中央区のMさん(10代)

Mさんが初めてトーリをおいでになったのは、中3になる春休みでした。お母様のご紹介でご来院。

「登校は午後がほとんど。今は義務教育なので体調に合わせて通学可能だが、この状態が続くと高校進学・進級が難しくなるのではと心配。

朝、遅刻しない時間に起床して登校できるようになりたい。修学旅行など学校行事に参加したい」

専門医に診断を受け、処方された低血圧治療薬(=血圧を上げる薬)を服用しても症状の改善には至りませんでした。
服用すると上半身はカーッと熱くなり、下半身は冷えるために、あまり飲みたくない、と言われました。

… …
2017年4月に治療を開始して5年あまりとなり、Mさんは大学2年生になりました。

普通に、楽しく大学生活を送っておられます。

現在はメンテナンスを目的に月一回程度の来院となっています。

9月からは、交換留学が予定されているそうです。

【施術の経過】

初回の観察:上半身に比して、下半身が大きい。下肢がむくみ、冷えている。

 

起立性調節障害は、自律神経の機能不全です。これは、東洋医学的に診ると、水分代謝の異常(水滞:すいたい)であり、上はのぼせて足が冷える「上熱下寒」(気逆:きぎゃく)を伴うこともあります。

Mさんの症状は、これらによく当てはまりました。

 

治療方針:
経絡マッサージ・カッピング・鍼灸によって水分代謝と気の巡りの改善をはかる。
気温・気圧など天候の影響・心理的要因も大きい病気なので、話をよく聴き、全体の状態を診ながら、最適な経穴を選択する。

長期的、段階的に取り組む必要がある。

 

①処方薬と鍼灸の併用 週1

②薬を減らしながら、鍼灸治療 週1

③鍼灸治療 隔週

④メンテナンスの鍼灸 月1

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はり・きゅう・マッサージ taulli (トーリ代官山)

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