【Mさん 女性 15歳。主訴:朝起きられない】
Mさんが初めて施術を受けに来たのは中3の春、2017年の4月。
当時の生活パターン:朝10時~12時頃に起床。
13時~14時になってようやく活動できる状態になり
就寝が午前2時ごろ。
専門医によって起立性調節障害と診断され、低血圧治療薬を服用中でした。
血圧をコントロールするのは自律神経系です。
そして、自律神経系の調整は鍼灸の得意分野なので効果が期待できることを話し、
次のような三段階の治療計画を立てました。
①処方薬を服用しながら、週1回の鍼灸によって体調の改善をはかる。
②週1回の鍼灸を続けながら、段階的に薬を減らし、薬なしで大丈夫な状態にする。
③鍼灸も不要な身体になったら終了!
生活面での約束もしました。午後10時就寝を守る。そのためには、スマートフォン使用を9時までにすること。
よく水を飲むこと。ふくらはぎをよく動かすこと。など。
以来一年半、アップダウンはありましたが、無事志望校に合格。高校へは休まずに通学できています。