若いうちからメンテナンスを!①

このシリーズでは、患者さんの生の声をインタビュー形式でお届けしています。
今回は、20代から鍼治療を続けてきた広報担当の会社員 Mさん(30代 妊娠7ヶ月)にお話を伺いました。

インタビュー当時は妊娠7ヶ月。おなかはあまり目立ちません。
インタビュー当時は妊娠7ヶ月。おなかはあまり目立ちません。

羽鳥(H):
トーリには、30歳を超えてから無理がきかなくなったなどの理由でおいでになる方が多いのですが、Mさんの場合は、20代後半からずっと続けられていますね。

Mさん(M):
日頃の体のメンテナンスとして通っている、というのが一番大きな目的です。

その週によって、体の変化が違うので、それに応じて治療してもらえるのが一番うれしいです。


冷え症などもずっと気になっていて、結婚するにあたり、妊娠できるかどうか不安もあったので、日頃からメンテナンスするために通うことにしました。

 

特に大きな心配もなく妊娠できたのも、きちんと治療を続けてメンテナンスをしていたからだと思います。

H:最初は背中の痛みでおいでになりましたが、接待が多くて胃腸が疲れるというお話でした。かなり胃腸が弱っていましたね。それから、疲れ、頭痛、腰、鼻の粘膜が荒れたり、お通じが良くない、ということもありましたね。

M:2週間に1度定期的に通うことで、以前より自分の体のことを気にするようになりました。前より体調の変化にも敏感になったような。


それから、不思議と風邪をひかなくなりました。ひいても軽くて済むようになりました。

▲妊娠中、注意すべき経穴の1つ「肩井」(『WHO/WPRO標準経穴部位』より)
▲妊娠中、注意すべき経穴の1つ「肩井」(『WHO/WPRO標準経穴部位』より)

H:妊娠週数や月齢にともなって症状も変わってきますね。

M:体調に応じてカスタマイズしていただけるので、安心してお任せできます。

 

最初の頃は、つわりがきつかったのですが、最近は腰の痛みや脚のむくみ、それから頭痛、便秘も気になります。つわりが治まったといっても、胃の不快感は今もあって、消化機能が低下したような感じです。

治療のすぐ後は胃の中がすっきりし、便通も良くなります。ただ、定期的に通わないと、単発では大きな効果は得られないと思います。つわりがあまりひどくなかったのも、日頃からメンテナンスしていたおかげかもしれません。


H:妊娠中の方によく使われる鍼灸治療として、逆子のときに、足の先にお灸をする方法があるんです。産婦人科の病院で使っているところもあります。一定期間お灸を続けると、赤ちゃんの位置が変わるというものです。

 

しかし、この「逆子の灸」以外に妊娠中の様々な症状を鍼で治療というのはとても少ないのが現状です。

M:私は妊娠前から通っているという安心感もありますが、妊娠中でも鍼をして体調が崩れたということはありません。

H:ただ、妊婦さんに刺してはいけない経穴があり、そこは気をつけています。鍼だけではありません。
アメリカのマッサージの先生も、4つの経穴と1つの反射区について言及しています。

 

三陰交、合谷などの経穴や足首周りの反射区はよく知られていますが、肩にある肩井(けんせい)という経穴は盲点です。肩が凝ったときに、最初に揉むところです。ここを揉んですぐに流産したという話は聞いていませんが、妊娠中は何がきっかけになるかわからないので、自分で揉む場合も気をつけなければいけません。今は、Mさんの大好きなカッピングも頭皮鍼も用心のため使っていません。

M:羽鳥先生から教えてもらった経穴は、美容師さんにも事前に伝えて、マッサージのときに気をつけてもらっています。


羽鳥先生の治療は、お腹や腰など直接患部に刺さずに、脚や腕に刺すだけでいろいろな症状が解消できますよね。とても安心感があります。